鍔付き御飯釜(雲井窯) ¥66,000
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鍔付き御飯釜(雲井窯)

Table to Farmの選択の基準

名だたる料理人や文化人に愛されてきた創業250年の窯元、信楽 雲井窯による炊飯用の土鍋。Table to Farm限定販売のこちらは「玄米でも浸水無しで炊ける釜」を目指し、9代目当主が作陶。“ご飯をおいしく炊く道具”に向き合い続ける職人の熟練技と特製陶土により、どんなお米も浸水不要でふっくらもっちりと炊き上げます。手仕事による製作のため、現在の作陶数は月15個となります。事前予約を受付中。

 

日本六古窯 信楽焼 手びねり 全面釉薬 受注生産 TTF限定販売
  • サイズ・価格
    2合 ¥66,000
    3合 ¥88,000
    5合 ¥132,000
  • 産地
    滋賀県甲賀市
  • 素材
    耐熱陶器
  • 使用期限
    -
  • 保存方法
    十分乾かして通気性の良い場所で保管
2023/6/2, 11/2 撮影
商品の特徴

1.玄米でも浸水無しでふっくら

事前浸水が不要な理由は、竈門から着想を得たツバと、高さを出して熱を循環しやすく作ったドーム状のフタ。側面のツバに熱が溜まることで複雑な対流を生み、釜の中のお米をくまなく加熱するので、殻の厚い自然栽培米や玄米でも、家庭用コンロの火力で手軽にふっくらとご飯を炊くことができます。炊飯時間は約30分です。

2.炊き上がりのカニ穴はおいしさの証

炊き上がったご飯の表面にできるカニ穴は、お米がおどっておいしさが引き出された証。沸騰状態の釜の中で熱々の気泡が発生し、米粒の間を通り抜けながら芯まで熱が伝わると、お米のでんぷん質が溶け出して「おねば」をつくり、米粒を覆って旨味やツヤの元となります。フタを開けた瞬間に広がる豊かな風味とともに、この御飯釜の圧倒的なカニ穴の数も確かめてみてください。

3.理想を実現させる特製陶土と職人技術

日本六古窯・信楽で創業250年を迎える雲井窯では、世界中から探し出した数種類の土をブレンドし、さらに土の中で長い年月寝かせてよりしなやかに進化させた門外不出の特製陶土を使用しています。それを踏みながら粘りや硬さを調整して作陶し、釉薬を鍋底までしっかりかけることで、最高峰の堅牢性ときめ細やかな釜肌を実現。使い手と共に理想を追求し、技を磨き続けた窯元だからこそ生み出せる逸品です。

作り手紹介
作り手 image 1
明和2年(1765年)京都府伏見にて創業し、戦後に滋賀県旧雲井村で築窯。店の味を守り支える立場として、発注者のこだわりや企業秘密が外部に漏れないよう作業場や窯への立ち入り禁止を徹底。熟練した技術と経験によってリクエストに応え続け、老舗料亭や和食店の料理人、文化人に愛されてきた名窯です。そんな日本の食を育んできた土鍋に家庭でも触れていただきたい、土鍋で炊いたご飯のおいしさや豊かな食卓を日常の中に届けたい、という9代目当主の想いがTable to Farmと重なり、特別にこの御飯釜を作陶いただくに至りました。
作り手
雲井窯
https://www.kumoigama.co.jp