米 亀の尾(荒生勘四郎農場) ¥3,700
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米 亀の尾(荒生勘四郎農場)

「亀の尾」の原点的スーパースタンダード
Table to Farmの選択の基準

亀の尾発祥地である山形県で2010年から自然栽培に取り組む、荒生勘四郎農場の亀の尾です。江戸時代の自然農法を研究・実践している農学博士が育てたお米は、旨味がしっかりと複雑で香りの豊かさが印象的な亀の尾の中でも、味のバランスが抜群で、ふわっとやさしい香りが特徴です。

 

自然栽培 在来種 自家採種 化学肥料不使用 堆肥/有機肥料不使用 農薬不使用 NON-GMO
  • 内容量・価格
    玄米 12合 ¥3,700 / 30合 ¥8,400
    白米・分づき 12合 ¥4,000 / 30合 ¥9,100
  • 配送
    常温
  • 産地
    山形県酒田市
  • 原材料
  • 賞味期限
    玄米は1年、白米は精米日から1~2ヶ月程度
  • 保存方法
    密閉容器に入れ、高温多湿を避けて冷暗所で保存
  • 検査内容
    残留農薬不検出、放射能不検出、DNA検査済
  • 留意事項
    ・自家採種の苗から育てた未検査米のため品種や年産の表示はできませんが、農家さんからお米を直接仕入れ、保管していることをお約束します。
    ・自然栽培米のため、虫食いによる黒点などのあるお米が混じっている場合がございます。
2023/10/5, 2024/6/11 撮影
商品の特徴

1.味のバランスが良くみずみずしい亀の尾

亀の尾は明治中期に山形で発見され、東日本で広く親しまれてきた品種です。滋味深い旨味と豊かな香りが特徴で、素朴な和食との相性が抜群。その中でも荒生さんの育てたお米は、噛めば噛むほど元気が湧いてくるような滋味深さはありながら味のバランスが良く、ふっくらみずみずしい食感。ぜひ玄米や分づきでもおいしさを味わっていただきたい亀の尾です。

2.江戸時代の自然農法を実践

荒生さんは、江戸時代の中打ち八へん農法をはじめとする無農薬・無肥料の多収米栽培の研究で博士号を取得した農学博士。自然の循環に委ねるところは委ね、抑えるべきポイントを見極め、自然栽培が当たり前だった頃の術を学びながら実践と応用を14年続けています。栽培をはじめた初期は背の高さにばらつきがありましたが、自家採種を重ねるうちに環境に馴染んで同じ背丈に育つようになりました。

3.生きた微生物を運ぶ水

山からの地下のパイプを通ってきた湧き水をそのまま田んぼに引くのではなく、周りの水路を経由させ、水に陽が当たり虫や植物などの多様な生態系に触れることで、水温を高めて光合成細菌などの微生物の働きを活発化。その水を小さな生き物たちとともに田んぼに取り入れることで、微生物が光合成で蓄えた窒素が土壌に撹拌・分解され、稲が自然に逞しく育つための糧となっています。

作り手紹介
作り手 image 1
体調を崩したことをきっかけに会社勤めをリタイアし、祖父・荒生勘四郎さんから農場を受け継いだ秀紀さん。「農薬や化学肥料が無かった時代はどうしていたのだろう?」という疑問から農業を営みながら大学に入学し、実験や観察を繰り返しながら、稲にとってよりよい農業の在り方を模索。「人間よりも自然は優秀だから、子育てのように目を離してはいけない時期を過ぎれば自然に任せた方がいい。自然栽培に向いているのは、暇な時間に耐える才能がある人だけ」という言葉がとても印象的でした。明るく朗らかなお人柄で、農業を通じた出会いも大切にしている荒生さんの田んぼには見学者が⁨⁩来ることも多いそう。「農ある暮らし」の魅力と自身の経験をより多くの人と共有したいという思いから、国内のみならずネパールやフィリピンなど海外での視察・講演活動にも取り組んでいます。
作り手
荒生勘四郎農場 荒生秀紀さん
https://arakanfarm.thebase.in/