八角摺り漆箸(高野竹工) ¥3,960
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八角摺り漆箸(高野竹工)

Table to Farmの選択の基準

平安中期から竹の産地として名高い京都府長岡京市で創業56年を迎えた、高野竹工による八角摺り漆箸です。「伐り子」という目利きのできる職人が手入れし切り出した竹を使い、職人が熟練の技で生み出した一品。丈夫で安定感のある孟宗竹を、手馴染みの良い八角形に削り上げ、美しい摺り漆で仕上げました。

 

孟宗竹 国産 本漆
  • サイズ・価格
    長さ22.5cm ¥3,960
  • 配送
    常温
  • 産地
    京都府長岡京市
  • 原材料
    孟宗竹
  • 使用期限
    -
  • 保存方法
    ・浸け置きは避け、洗った後はしっかり乾かして保管
    ・食洗機や乾燥機の使用はご遠慮ください。
  • 留意事項
    天然素材を用いて手作業で製作しているため、模様や色合いに多少の差がございます。自然の生み出す風合いの違いもお楽しみください。
2023/7/14, 2024/6/6 撮影
商品の特徴

1. 指当たりが柔らかく安定感のある八角箸

持ち手部分から箸先までを八角形に削り上げた八角箸。1つ1つの角が緩やかで、面が多いので指当たりが柔らかく、スムーズに食べ物をつまめる使いやすさが特徴です。孟宗竹という堅固で肉厚な素材を使うことで、軽やかさと丈夫さを実現しました。毎日の食事で気兼ねなく使える、安定感・安心感のある使い心地です。

2. 竹の魅力を引き出す熟練技術

古代、箸用として朝廷にも納められたという京都・乙訓(おとくに)産の竹。そんな品質の高さと生育環境を守るために、高野竹工では自ら竹林を管理し、使われる目的によって相応しい竹を選び、伐り子と呼ばれる専任の職人が切り出すところから高野竹工のものづくりがはじまります。長年培ってきた技術を継承しながら、竹1本1本に火を入れ、油抜き、天日干し乾燥、荒ごなし、割り、削り、ため直し、塗りといった工程を職人が分業し、上質で美しい竹製品を作り続けています。

3. 隣り合う“対”のペアを守り抜く美学

箸は2本1組で数える道具。高野竹工ではその2本の組み合わせにもこだわり、竹を割った時点でもともと隣り合っていた2本を「対」と呼び、全ての作業を終えてお客様の元へ届くまで、ペアが離れ離れにならないよう管理を徹底しています。別々の素材から切り出した2本ではなく「対」の2本を1膳の箸に仕立てることで、手に持った時の力の伝わり方や表面の模様が揃い、使い心地が抜群に良く、より壊れにくく美しい1膳が完成します。

作り手紹介
作り手 image 1
高野竹工は、竹を茶道具に用いた茶人・千利休の心眼に感銘を受け、1968年に茶道具作家として創業。長年茶道具作りを極め、現在では竹以外にも様々な自然素材と向き合い、ものづくりの幅を広げている老舗工房です。箸以外にもカップや酒器、花入れ、カトラリーなど、竹の風合いを生かした様々な作品を生み出しています。趣味で茶道を嗜んでいるという広報担当の松本さんをはじめ、ベテランから若手まで幅広い年代の職人さんが集い、「大切に育てた竹を余すところ無く届けたい」という思いやものづくりへの愛情を脈々と受け継ぎながら、日本の伝統と文化を守ってこられたのだと感じました。
作り手
高野竹工
https://www.takano-bamboo.jp