鯖の一夜干し(梅のや) ¥1,307
Product

鯖の一夜干し(梅のや)

Table to Farmの選択の基準
魚本来の旨みを含んだ水を逃さないよう、超短時間の冷風乾燥で一夜干しを仕上げていく長崎県茂木の「梅のや」。「毎日食べるものは、体にいいものであってほしい」と、添加物などを一切使わず 年、ノルウェー産の脂ののった鯖を選び、鯖本来の旨みをどこまでも逃さない、塩選び、塩水浸水時間、乾燥度合いの見極めを、現場で積み重ねて続け、身がふっくらと、旨みがぎゅっと詰まった味に仕上がる。現場で仕事に向き合いつづけてきた職人の、時間の味。

一夜干し 無添加 天然鯖
  • サイズ・価格
    2枚入り ¥1,307
  • 配送
    冷凍
  • 産地
    ノルウェー
  • 原材料
    鯖・塩
  • アレルギー情報
    -
  • 賞味期限
    お届けする商品の賞味期限は、出荷時点で最低14日以上保証しております。解凍後はお早めにお召し上がりください。(製造から冷凍保存90日)
  • 保存方法
    -18度以下の冷凍保存
  • 留意事項
    鯖は天然物ですのでその時々でサイズが変動する可能性がございます。

食品栄養成分表示 ※100gあたり

  • エネルギー
    279kcal
  • タンパク質
    18.8g
  • 脂質
    22.6g
  • 炭水化物
    0.2g
  • 食塩相当量
    0.6g
商品の特徴

1. 洗う。洗う。洗う。美しくクリアな下ごしらえの味。

山側に位置する加工場では、井戸水を汲み上げ、化学的な薬品などは一切使わず、電気分解水をつくり、魚の洗浄を行います。アルカリ水で魚に付いた余分な油汚れを落とし、酸性水で殺菌を行うことで、無添加でつくる干物を安心して食べられる状態に準備します。また、捌いた鯖の身の周りのヒレや黒い縁部分を井戸水を流水に当てながら綺麗に取り除いていく。美しく、食べやすく、とってもクリアな味わいに仕上げる準備には余念がない。

2. 天日塩で旨みをしっかり閉じ込めていく。

干物を加工するための塩水には、唐津の離島でつくる天日塩「一の塩」を使用します。塩分濃度はおよそ15%と高めだが、その分、塩水に漬け込む浸漬時間はサッと10分。魚種や身の太さや大きさに応じて、短い時は2分で終わらせることもあるそうだ。魚の中に含まれる水分は、旨味をともなうので、短時間でさっと仕上げることで、旨みをしっかり閉じ込めることができる。

3. 一夜干しならぬ、超短時間干し。

乾燥には、冷風乾燥で強めの風を庫内で循環させながら、30分程度の短い時間で干していく。この段階でも、旨みを含んだ自由水のドリップが外に出てしまわないことに細心の注意を払う。身の表面を目視と触感で見極めながら、乾燥させきらないタイミングを職人の感性で見極めていく。身がやわらかいほろほろっと箸が通り、口の中にふわっとした食感が残るのは、この工程のなせる技。

作り手紹介
作り手 image 1
1985年創業。創業者である先代の梅元康志さんは、未経験からの干物づくりに挑戦。山の中で干物づくりは立地環境においては不利に思われるけれど、冷蔵技術の発展を背景に、むしろ井戸水の性質の良い山側も良い選択肢であったかもしれない。およそ20年前、当時の卸先から「漂白剤(!)を使って魚の殺菌をしてから納品して欲しい」という依頼があったそうだ。そんなものを子供達に食べさせられるわけにはいかん、毎日食べるものは、体にいいものであってほしいと、工場長である鹿摩竹徳(しかまたけのり)さんと一念発起し、無添加で安心して食べてもらえる干物づくりへとシフトしていく。電気分解水の利用で、洗うことにも意識を持って取り組むのは、衛生面でのケアを入念に取り組むため。シンプルな伝統製法に加えて、現代的な技術を見事に掛け合わせていく。先代が立ち上げて紆余曲折、現在は、松崎武久さんが代表になり経営。工場長の鹿摩さんは、今も現役で工場の中で、時代への変化を見ながら、守るべき梅のやの思いを、日々実直にスタッフと共に語り合い、向き合って製造を続ける。
作り手
株式会社梅のや
https://umenoya-mogi.co.jp