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カリフォルニアワンダー(まえむき。ファーム) ¥648
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カリフォルニアワンダー(まえむき。ファーム)

Table to Farmの選択の基準

現在の主流である「大獅子型ピーマン」の基になったとされる、貴重なアメリカの固定種。まるでパプリカのような肉厚な形状で、食べ応えはもちろん、柔らかさやジューシーさもあるので、生で食べても美味しいピーマンです。ピーマン特有の苦みや緑臭さがなく、甘みすら感じられる、ピーマンが苦手な方にもお試しいただきたい一品。

固定種 農薬・化学肥料不使用
  • サイズ・価格
    150g  ¥648
  • 配送
    夏場(5月〜10月)冷蔵。冬場は(11月〜4月)常温。  
  • 産地
    山形県酒田市
  • 品種
    カリフォルニアワンダー(固定種)
  • 栽培方法
    育苗/栽培期間中ともに農薬・化学肥料不使用
  • 保存方法
    ・Table to Farmでは鮮度を長持ちさせる「オーラパック」に梱包し出荷しています。お届け後も「オーラパック」に入れての保管をおすすめします。
    ・より長持ちさせるために
    水分をよく拭き取り、新聞紙やキッチンペーパーで包み、ビニール袋に入れ野菜室で保存をおすすめします。
  • 留意事項
    ・効率的な流通の為の規格ではなく、畑そのままに、様々な形や大きさもその野菜の個性として捉え、お届けしています。
    ・野菜が自然に熟成していく過程の色や味の変化も感じて頂きたく、市場では流通しない熟成過程のお野菜もお届けしています。品質に問題はありません。
    ・品質に問題が無い程度のこすれや虫喰いによる傷は自然の中でたくましく育った証と捉え、お届けしています。
    ・農薬不使用で多様な生物と共存して育った野菜のため、出荷時には細心の注意を払っておりますが、稀に虫が混入する場合もあります。
商品の特徴

1. 無農薬の無化学肥料で固定種の野菜の種を継ぎ続け、約100種を栽培

「自分が美味しいと感じた」「自分がこれを食べたいと思った」野菜だけを選んでいったら、それが伝統野菜だったと話す生産者の和島さん。移住して自然農法で野菜を作りたいと考えていたところ、全国の伝統野菜の種を集めて育てるという“種を継ぐ”活動をしていた“農業の師匠”山澤 清さんと出会い、固定種の種にこだわることに。伝統野菜を含め「固定種」とは、同じ品種の野菜を親として種を10年以上継いでいくことで、別の遺伝子情報が現れてこなくなるため、その野菜本来の味が強く感じられると言います。2024年は120〜130種類ほどの固定種を育て、夏の豪雨の影響から種類や量を減らした2025年も、80〜90品種を栽培しています。

2.寒冷な山形の土壌で、竹を循環させて微生物や菌を活発化した土づくり

寒冷地ゆえ微生物や菌が活発化する期間が短く、自然栽培には向かないと思われた土地で、試行錯誤して行き着いたのが、孟宗竹を使った土壌の再生。空気穴が多く微生物が住みやすい竹に着目し、近くの竹林で間伐した竹を粉にし、キノコ農家から譲り受けた廃菌床を混ぜて発酵させ、土に混ぜることで、微生物や菌が増えて、野菜を根っこから強く育てることが可能に。強い根は土からさまざまな養分を引っ張ってじっくり育ち、旨みも増大。「僕らは微生物のお手伝いをするだけなのですが、みなさんから『まえむきさんの野菜は別格に美味しい』と言っていただける理由はそこかもしれません」と和島さん。また、高齢化が進む遊佐町では荒廃した竹林が多く、倒れた竹などを集めてきて竹パウダーにすることは、地域の人々にも喜ばれるそう。土づくりが竹林の整備も兼ねて、食味もよくなるという、より良い循環が生まれています。

3.6年以上耕作放棄されていた梨農園を、夫婦2人で開墾

2017年、夫婦で遊佐町に移住した和島さん。地域おこし協力隊として地に根付きながら、2年間の農業研修を経て、6年以上耕作放棄されていた梨農園を見つけて開墾。農薬や肥料を使っていない土地を探していたところ、森に囲まれ、有機質が多いふかふかの土に出合ったと言います。奥様の千春さんが栽培担当、経輔さんが機械を使った耕作と水やり、営業を担い、無農薬かつ化学肥料も使わないほぼ自然栽培を実践。1つの畑で1年作ったら、その畑は次の1年は何も植えずに休ませて、地力を回復させる休閑農業を徹底。生産量よりも質を重視することで、しっかり味の濃い野菜に育ちます。

作り手紹介
作り手 image 1
山形県酒田市出身。2017年、東京で広告関係のアートディレクターをしていた経輔さんが奥様の千春さんと、山形県遊佐町へ移住。1990年代から農業の効率化を指導し、無農薬地域循環型農業を確立した山澤 清さんと出会い、伝統野菜の美味しさを知る。山澤さんの畑で2年の農業研修を経て、遊佐町で耕作放棄された土地を夫婦二人で開墾。無農薬かつ化学肥料も使わないほぼ自然栽培で、伝統野菜など固定種を育て、種を継ぐ。「『まえむき。の和島です』と名乗る時も、『まえむき。さんの野菜』と口にしてくださる時も、気持ちがいい」と、社名を「まえむき。ファーム」に。
作り手
まえむき。ファーム 和島経輔 さん