素の味 ごはんとおとも

自然な農法で育てられ、
すっきりした旨味のある米。

その滋味深い味わいの米を、
最大限に活かし、
ツヤツヤに炊き上げる釜。

炊き立ての米を
引き立ててくれる
種類豊富なおともたち。

これだけで
食卓が豊かになります。

私たちが選び抜いた
“とびっきりのおいしさ”
=『素(もと)の味』
あなたも
くらべてみてください。

米 背景イメージ

お米の素の味

東の「亀の尾」、 西の「旭」。

子供がごはんを食べている写真

日本人に愛された米の
「素(もと)の味」。
なぜ食卓から消えた?

コシヒカリとササニシキの元となった品種である「亀の尾」と「旭」。どんな料理とも相性が良い、すっきりとした旨味のある米で、日本人から愛されていました。ですが高度経済成長時代に大量生産、経済合理主義の波に押され、化学肥料との相性が悪かった「亀の尾」と「旭」は、生産する人が減っていきました。

稲 イメージ

自然栽培に適した、
環境にもやさしい米づくり。

化学肥料や農薬との相性が悪かったので姿を消していった品種ですが、逆を言えば自然栽培に適している在来種。だから現在でも自然栽培を実践している農家さんたちが各地で種を継いで、大事に育ててくれています。化学肥料や農薬を使用しないため、土壌汚染がなく、地球に、環境に、そして何より、人の身体にやさしいお米なのです。

アレルギーリスクも軽減、
低GIの高アミロース米。

化成肥料、農薬を使用しない自然栽培なので、アレルギーのリスクも軽減されます。また高アミロース米なので血糖値も上がりにくい消化吸収がゆるやかな低GIでもあります。旨味、香り、甘味、食味バランスが素晴らしい米でありながら、身体の健康にもいい、質の高いお米です。

全ての生産者に共通する
Good Info

自然栽培、在来種、自家採種、化学肥料不使用、堆肥/有機肥料不使用、農薬不使用、NON-GMO

稲 イメージ
日本の東と西で米くらべ。

日本の東と
西で米くらべ。

作り手とお米の紹介

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荒生勘四郎農場 イメージ1 荒生勘四郎農場 イメージ2

荒生秀紀さん

荒生勘四郎農場

亀の尾(山形県酒田市)

自然栽培が普通だった時代の術
を学びながら実践と応用の14年。

農業を営みながら大学で、江戸時代の中打ち八へん農法をはじめとする無農薬・無肥料の多収米栽培の研究で農学博士をとった荒生さん。光合成細菌など微生物の働きを活発化させた水を田んぼに入れるなど、抑えるポイントを見極め、自然栽培を14年続けています。

佐久間権左衛門 イメージ1 佐久間権左衛門 イメージ2

佐久間優さん

佐久間権左衛門

亀の尾(山形県鶴岡市)

化学物質過敏症などに応え
自然栽培に転換して14年。

「何も手を加えない、何も入れない」のが基本スタイルの佐久間さん。育苗期に専用培土を購入する農家が多い中、自分の田んぼの土だけを使い、土地に順応した苗を育ています。健康に悩む人に安心して食べてもらえる米を追求した末「亀の尾」に辿り着いたそうです。

桑の原農園 イメージ1 桑の原農園 イメージ2

桑原宗之進さん

桑の原農園

旭(熊本県球磨郡錦町)

月の満ち欠けや暦も見ながら
あるがままを受け入れる自然栽培。

江戸期に開墾された土地と水路が今に続く田んぼで、「より自然や生き物と仲良く暮らしていきたい」と2016年より全圃場を自然栽培へ転換。月の満ち欠けや暦を見ながら自然と共存し、土壌や気候風土に適応した逞しい種もみを自家採種し米作りを続けています。

おがた健康農園 イメージ1 おがた健康農園 イメージ2

緒方弘文さん

おがた健康農園

朝日(熊本県上益城郡)

微生物が活発な還元土壌で米作り
自然栽培・自家採種を続け30年。

就農当初から有機栽培に取り組み、早期に自然栽培へ転換。自家採種で繋いできた健康な種もみを使い、田んぼに蘇生水素水を散布することで還元化し、多様な微生物が活発化するよう土壌改良に注力。豊かな土壌環境をつくることで安定した米作りを続けています。

Wacca Farm イメージ1 Wacca Farm イメージ2

伊賀正直さん

Wacca Farm

朝日(岡山県瀬戸内市)

鮮度を長持ちさせる設備を完備し、
年中新米に近い美味しさを。

瀬戸内市は日照の多いエリア。田植え前まで日光をたっぷり浴びた多種多様な草が生い茂り、たくさんの微生物が生息する豊かな土壌。Wacca Farmでは50品種以上の野菜と同様に、無農薬・無肥料はもちろん、自然栽培・自家採種による米作りを6年続けています。

ひなたファーム イメージ1 ひなたファーム イメージ2

日向健太さん

ひなたファーム

朝日(岡山県総社市)

生態系を守り、水の管理を徹底し、
稲本来の力と旨味を最大限に。

長年親子で自然界の生態系を大切にしながら育んだ微生物豊富でふかふかの土壌と、小高い山々から生まれる適度な寒暖差、そして美しい水に恵まれた環境のもと、地元で繋がれてきた種を毎年自家採種し、無農薬・無肥料で米作りを19年続けています。

米 背景イメージ

おとも

米にあうおともの素の味

日本各地から、究極のおとも。

家族でごはんを食べている写真

炊き立てのおいしい米に、
おともさえあれば…。

ツヤツヤの美味しい米が炊き上がると、おともがほしくなるものです。梅干し、納豆、海苔、卵と、あたりまえすぎるようにおもう食材。一見、質素にみえてしまうかもしれません。でも、シンプルな食材であれば、あるほど、その美味しさの違いがわかります。
一つ一つが究極に美味しい「おとも」であれば、「これさえあれば幸せ」とおもえるほど豊かな食卓になります。この日常の小さな幸せを作る「おとも」。一人一人のお気に入りに出会ってもらえたらとおもいます。

日本の東と西で米くらべ。

一つ一つが
とびきり美味しいおとも。

作り手とおともの紹介

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三尾農園 イメージ1 三尾農園 イメージ2

三尾保利さん

三尾農園

紀州自然梅 恵
(和歌山県みなべ町)

健康を届けたい一心で、
有機、自然栽培に転換して40年。

露地の天日干しにこだわり、海風に当てじっくり梅を干す。程良い湿気や乾燥に時間をかけることで、味が凝縮され口当たりが柔らかに。1粒1粒、丁寧に手作業で行います。
Good Info :
白干梅、自然栽培、天日干し、無添加、化学肥料不使用、堆肥/有機肥料不使用、農薬不使用

王子水産 イメージ1 王子水産 イメージ2

中村竜彦さん

王子水産

紀州特選釜揚げしらす
和歌山県新宮市

漁から茹で上げまでわずか50分。
食感と濃厚な旨味が自慢。

世界遺産・紀伊山地で育まれた森の栄養分が流れ込む和歌山県熊野灘で漁を行い、水揚げから50分で茹で上げた釜揚げしらす。仕上がりに自信を持てる時のみ出荷する希少な一品です。
Good Info :
網元漁師、熊野川水系、無添加

春夏秋冬 イメージ1 春夏秋冬 イメージ2

檀上貴史さん

春夏秋冬

平飼い自然卵
神奈川県小田原市

広大な蔵王山麓で
「森飼い」された鶏の卵。

自然栽培の米や米糠、おから、野菜や青草など100%国産・無添加で配合した手作りの発酵飼料と蔵王山麓の湧水で育ったホシノブラックの自然卵は、臭みが無くクリアな味わいです。
Good Info:
ホシノブラック、平飼い、蔵王山麓湧水、自家製発酵飼料、国産飼料、無洗卵、アニマルウェルフェア、抗生物質不使用、ワクチン不使用、NON-GMO

成清海苔店 イメージ1 成清海苔店 イメージ2

成清 忠さん

成清海苔店

有明一番摘焼きのり 優等
(福岡県柳川市)

健康を届けたい一心で、
有機、自然栽培に転換して40年。

露地の天日干しにこだわり、海風に当てじっくり梅を干す。程良い湿気や乾燥に時間をかけることで、味が凝縮され口当たりが柔らかに。1粒1粒、丁寧に手作業で行います。
Good Info :
白干梅、自然栽培、天日干し、無添加、化学肥料不使用、堆肥/有機肥料不使用、農薬不使用

荒木海苔店 イメージ1 荒木海苔店 イメージ2

荒木由里子さん

荒木海苔店

初摘み焼海苔 伊勢あさくさ海苔
(愛知県名古屋市)

漁から茹で上げまでわずか50分。
食感と濃厚な旨味が自慢。

世界遺産・紀伊山地で育まれた森の栄養分が流れ込む和歌山県熊野灘で漁を行い、水揚げから50分で茹で上げた釜揚げしらす。仕上がりに自信を持てる時のみ出荷する希少な一品です。
Good Info :
網元漁師、熊野川水系、無添加

ひなたファーム イメージ1 ひなたファーム イメージ2

伊戸川浩一さん

らくだ坂納豆工房

谷町稲わら納豆 大粒
(大阪府大阪市)

広大な蔵王山麓で
「森飼い」された鶏の卵。

自然栽培の米や米糠、おから、野菜や青草など100%国産・無添加で配合した手作りの発酵飼料と蔵王山麓の湧水で育ったホシノブラックの自然卵は、臭みが無くクリアな味わいです。
Good Info:
自家製発酵飼料、国産飼料、無洗卵、アニマルウェルフェア、抗生物質不使用、ワクチン不使用、NON-GMO

釜 背景イメージ

信楽 雲井窯道具編

玄米でも浸水なしで四〇分。

台所の写真

自然栽培の米もおいしく炊ける
信楽 雲井窯のご飯釜

名だたる料理人や文化人に愛されてきた創業250年の信楽 雲井窯による炊飯用の土鍋。Table to Farm限定販売のこちらは「玄米でも浸水無しで炊ける釜」を目指し、家庭にも土鍋で炊いたご飯のおいしさを届けたい、という九代目中川一辺陶の想いがTable to Farmと重なり、特別に自然栽培米に適したご飯釜を作陶いただきました。職人の熟練技と特製陶土により、どんなお米も浸水不要でふっくらもっちりと炊き上げます。手仕事のため、現在の作陶数は月15個。

台所の写真
オリジナルご飯釜の紹介

誰でも簡単に
おいしく
炊ける

オリジナルご飯釜の紹介

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玄米40分。白米30分。 イメージ1 玄米40分。白米30分。 イメージ2

玄米40分。白米30分。
浸水なしでご飯がすぐに炊ける。

事前浸水が不要な理由は、竈門から着想を得たツバと、高さを出して熱を循環しやすく作ったドーム状のフタ。側面のツバに熱が溜まることで複雑な対流を生み、釜の中のお米をくまなく加熱するので、殻の厚い自然栽培米や玄米でも、家庭用コンロの火力でふっくらとご飯を炊くことができます。炊飯時間は約30分〜40分。

ご飯の表面にできたカニ穴 イメージ1 ご飯の表面にできたカニ穴 イメージ2

ご飯の表面にできたカニ穴は、
米の美味しさが引き出された証。

沸騰状態の釜の中で熱々の気泡が発生し、米粒の間を通り抜けながら芯まで熱が伝わると、お米のでんぷん質が溶け出して「おねば」をつくり、米粒を覆って旨味やツヤの元となります。フタを開けた瞬間に広がる豊かな風味とともに、このご飯釜で炊いたときの圧倒的なカニ穴の数の多さも確かめてみてください。

理想を追求 イメージ1 理想を追求 イメージ2

理想を追求し、技を磨き続けた
窯元だからこそ生み出せる逸品。

日本六古窯・信楽で創業250年を迎える雲井窯では、世界中から探した数種類の土をブレンドし、長い年月寝かせてよりしなやかに進化させた門外不出の特製陶土を使用しています。それを踏みながら粘りや硬さを調整して作陶。釉薬を鍋底までしっかりかけることで、最高峰の堅牢性ときめ細やかな釜肌を実現しています。

雲井窯 イメージ1 雲井窯 イメージ2

滋賀県

雲井窯

信楽焼

信楽 雲井窯

明和2年(1765年)京都府伏見にて創業し、戦後に滋賀県旧雲井村で築窯。店の味を守り支える立場として、発注者のこだわりや企業秘密が外部に漏れないよう作業場や窯への立ち入り禁止を徹底。熟練した技術と経験によってリクエストに応え続け、老舗料亭や和食店の料理人、文化人に愛されてきた名窯です。

ごはんとおとも

お米

素材の味をまるごと
愉しむセット

¥33,000〜

まずは、『素』となる自然と人が織りなす結節点はどこあるのかを探します。背景となる自然環境や栽培方法、飼料や肥料、生産工程についての知識を得ながら、全国各地から生産者を探し、素材を集めていきます。

セットの内容を選ぶ

わたしたちの
おすすめ

ご家族

中庭さんご家族

40代自営業夫婦

最小限のおかず、お共で満足感のあるお米の味。お米自体が主役級の存在感なのに、付け合わせやどんなおかずとも相性が良く邪魔をしないので、気がついたらあっという間にペロリと3杯食べてしまう。土鍋はいくつか使用した経験があるけど、他の釜で炊くよりもお米の浸水時間や炊く時間は短く気楽なのが良い。そしてあまり見ない縦長の形状が、幅広の鍋の保管場所に頭を悩ませた経験のある身としてはとても好ましく感じられた。
この御飯釜がある日常は、お米を炊くわくわく感と炊き上がったお米のつやつや感に刺激され、つい食べ過ぎてしまう。家族の健康を思って心を込めて炊いたご飯をたくさん食べてもらえるのは嬉しいけど、食べ過ぎも困るな。。。という、やや悩ましい釜でもあり罪な釜だ。笑 いやいや、御飯釜で炊いたご飯と漬物と味噌汁だけで十分に満足できる食卓になると言う意味では、結果、家族の健康に繋がるのかもしれません。

ご家族

中原さんご家族

70代と80代の夫婦

これまで食べていた玄米とは違い、口あたりがなめらかで、食感がとても食べやすかった。そして味わいはしっかりとしているのに、何のおかずともあっているので、食べ飽きない美味しさです。何よりも土鍋にお米がこびりつかず、最後までツルんととれるのが感動的でした。炊く時も、玄米を浸水しなくて良い、たったの40分で出来上がるという手軽さも驚きでした。
おともの数々は、どれも美味しくて、美味しいとしか言えないのだけれど。笑 強いて言えば、大きくて、ふっくらとした納豆の美味しかったこと。それに梅干しも塩からすぎず、梅本来の香りがとても高くさっぱりと美味しかったです。これからも食べたいと思います。

『素の味』に出会う
11ヶ月の旅

日本地図

『素の味』に出会う
11ヶ月の旅

自然と人が織りなす
“とびっきりのおいしさ”

『素の味』が続くためには、つくる人たちだけの責任にしないことからはじめていくことが大事になります。食卓の選択で、つくることに関わっていく。食への関心が高まる中、おいしさの生まれる背景にも思いを巡らせ、小さな一歩を踏み出す時代に、私たちは生きていると考えます。
とびっきりのおいしさを未来へ残していく。 0.1%の『素の味』があつまるスーパーマーケット“Table to Farm” の旅を、ぜひ一緒に体感していってください。

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『素の味』 イメージ1

Table to Farm では、『素の味』に出会い、それを未来に紡ぐために、終わりなき旅を続けていきます。生産現場を知り、生産者の思いに触れることは、「Table」 と「Farm」をつなぐ「to」の役割。 旅の中で得た情報や味覚の比較、現場でのリアルな体験が結びつき、私たちは自信を持って「とびっきりおいしい」と伝えることができると考えています。そのため、ひとつの食品を選ぶのに、何ヶ月、時にはほぼ一年かかることもありますが、そんな「とびっきりおいしい」『素の味』を 見つける旅を、一緒に体験してください。

Table to Farm Travel Log

総移動距離
55.419km(地球 約1.38周分)
旅の回数・日数
41回・101日
お会いした生産者
150人
訪ねた都道府県数
37

※2022年11月〜2024年10月までの集計

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さがす 3ヶ月

『素』を生み出している、自然と人の結び目はどこにあるのかを探します。背景となる自然環境や歴史、栽培方法、製造工程など情報を学び、全国から作り手を探して、自分たちの判断基準を持つ時間をつくります。

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くらべる 3ヶ月

アイテムを1点選ぶために、まずは20~30種類くらい、産地・工程・材料の違いなどを取り寄せ、食べ比べを繰り返します。直感的に感動を抱いた時も、生活の中で飽きないかなど、なるべく多くの視点から比較します。

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はなす 3ヶ月

セレクトを決めたとしても、こちらの都合で作り手に会うことはできません。繁忙期を外しタイミングを待ちます。待つことも大切な仕事のひとつ。作り手との対話や共感があってはじめて取り扱いの可能性が生まれます。

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つたえる 3ヶ月

直に会うことで得られる情報は大きな価値があります。現場のリアリティを踏まえ、作り手の思想や思考を、写真や原稿、時には音で伝えます。食はその背景を知ることで、本当に安心できる食卓の一員になれるのです。

自然と人が織りなす
“とびっきりのおいしさ”

『素の味』が続くためには、つくる人たちだけの責任にしないことからはじめていくことが大事になります。食卓の選択で、つくることに関わっていく。食への関心が高まる中、おいしさの生まれる背景にも思いを巡らせ、小さな一歩を踏み出す時代に、私たちは生きていると考えます。
とびっきりのおいしさを未来へ残していく。 0.1%の『素の味』があつまるスーパーマーケット“Table to Farm” の旅を、ぜひ一緒に体感していってください。

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FAQ