濃口 菊醤(ヤマロク醤油) ¥810
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濃口 菊醤(ヤマロク醤油)

Table to Farmの選択の基準

日本最大の木桶の集積地である小豆島で、醤油造りを150年続けるヤマロク醤油の濃口・菊醤(きくびしお)です。京都丹波産の黒大豆を、蔵や大杉桶に棲みついた菌の力だけで醸造。約2年熟成させた豊かな香りや色合いは唯一無二の存在感があり、濃厚でしっかりした旨味とキレのある風味が特徴です。

 

天然醸造 丸大豆 丹波黒豆 蔵付き酵母 国産原料 木桶仕込み 2年熟成 無添加
  • サイズ・価格
    145ml ¥810
    500ml ¥1,944
  • 配送
    常温
  • 産地
    香川県小豆郡
  • 原材料
    大豆(国産)、小麦(国産)、食塩
  • アレルギー情報
    -
  • 賞味期限
    製造日より2年
  • 保存方法
    直射日光を避け常温保存、開栓後は要冷蔵

食品栄養成分表示 ※100gあたり

  • エネルギー
    102kcal
  • タンパク質
    10.1g
  • 脂質
    0.1g
  • 炭水化物
    11.2g
  • 食塩相当量
    17.1g
2024/1/12 撮影
商品の特徴

1.濃厚でキレのある、個性を極めた濃口醤油

大粒で旨味の強い京都丹波産の黒大豆と、地元香川産の小麦を使い、三十二石大杉樽で2年熟成。あっさりキレのある旨味や塩味、そして口の中で甘味や香りがほんのり広がる丸みのある味わいが特徴です。黒々とした色合いも美しく、刺身などにかけるのはもちろん、料理にコクを足してくれる一品です。

2.100種類の菌が棲むもろみ蔵

国の登録有形文化財であるヤマロク醤油のもろみ蔵は、築100年を超える木造平屋。その梁や土壁、土間、木桶の繊維の中には100種類もの酵母菌や乳酸菌が暮らしています。微生物にとって居心地の良い環境を明治時代から保ち続け、寿命100〜150年と言われる木桶で仕込み、薬品は一切使わず自然の力だけで醸す。そうして生きた蔵と共に唯一無二の味を造っています。

3.木桶を絶滅から救った醤油屋

現在ヤマロク醤油にある木桶は87本(全国7位)。かつて木桶は酒屋が新品を数年使い、職人が組み直し、醤油屋や味噌屋に渡るという循環が成り立っていました。しかし次第に生産効率を理由に桶はタンクへ置き換えられ、2010年頃には醤油用の大桶を組み上げられるのは全国で1社のみに。木桶絶滅の危機を感じた山本さんはその製桶所に新規発注をした上、地元の大工と自ら木桶作りの修行に参加。現在は技術を共有する場として年に一度「木桶サミット」を小豆島で開催し、全国から集う蔵元や職人と共に日本の木桶文化を育んでいます。

作り手紹介
作り手 image 1
修行先の製桶所では職人さんに引退宣言を撤回させるなど、ものづくりへの熱意と愛情に満ちた山本さん。「女性がいらっしゃると蔵の菌たちも喜びます」と時には冗談も挟みつつ、人を巻き込むバイタリティーと広い視野があり、文化の一端を背負ってらっしゃる気概がひしと伝わってきました。醤油造り400年の歴史を持つ小豆島で、先祖代々受け継がれてきたヤマロクの味。そんな醤油の味わいからも、伝統を守り抜く山本さんのストイックな姿勢を感じ取っていただけたら嬉しいです。
作り手
ヤマロク醤油 山本康夫さん
https://yama-roku.net