濃口 菊醤(ヤマロク醤油)
日本最大の木桶の集積地である小豆島で、醤油造りを150年続けるヤマロク醤油の濃口・菊醤(きくびしお)です。京都丹波産の黒大豆を、蔵や大杉桶に棲みついた菌の力だけで醸造。約2年熟成させた豊かな香りや色合いは唯一無二の存在感があり、濃厚でしっかりした旨味とキレのある風味が特徴です。
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サイズ・価格145ml ¥810
500ml ¥1,944 -
配送常温
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産地香川県小豆郡
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原材料大豆(国産)、小麦(国産)、食塩
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アレルギー情報-
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賞味期限製造日より2年
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保存方法直射日光を避け常温保存、開栓後は要冷蔵
食品栄養成分表示 ※100gあたり
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エネルギー102kcal
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タンパク質10.1g
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脂質0.1g
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炭水化物11.2g
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食塩相当量17.1g
1.濃厚でキレのある、個性を極めた濃口醤油
大粒で旨味の強い京都丹波産の黒大豆と、地元香川産の小麦を使い、三十二石大杉樽で2年熟成。あっさりキレのある旨味や塩味、そして口の中で甘味や香りがほんのり広がる丸みのある味わいが特徴です。黒々とした色合いも美しく、刺身などにかけるのはもちろん、料理にコクを足してくれる一品です。
2.100種類の菌が棲むもろみ蔵
国の登録有形文化財であるヤマロク醤油のもろみ蔵は、築100年を超える木造平屋。その梁や土壁、土間、木桶の繊維の中には100種類もの酵母菌や乳酸菌が暮らしています。微生物にとって居心地の良い環境を明治時代から保ち続け、寿命100〜150年と言われる木桶で仕込み、薬品は一切使わず自然の力だけで醸す。そうして生きた蔵と共に唯一無二の味を造っています。
3.木桶を絶滅から救った醤油屋
現在ヤマロク醤油にある木桶は87本(全国7位)。かつて木桶は酒屋が新品を数年使い、職人が組み直し、醤油屋や味噌屋に渡るという循環が成り立っていました。しかし次第に生産効率を理由に桶はタンクへ置き換えられ、2010年頃には醤油用の大桶を組み上げられるのは全国で1社のみに。木桶絶滅の危機を感じた山本さんはその製桶所に新規発注をした上、地元の大工と自ら木桶作りの修行に参加。現在は技術を共有する場として年に一度「木桶サミット」を小豆島で開催し、全国から集う蔵元や職人と共に日本の木桶文化を育んでいます。