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納豆の炊き込みご飯
Recipe

納豆の炊き込みご飯

浸水した米に水と納豆を加えて火にかけ、炊き上がったら混ぜて醤油をちょろり。パクチーなどの薬味を添えて、粉山椒をかければ極上のおいしさ。
「納豆の調味料や具材としての良さが引き出せる調理法。らくだ坂納豆工房の谷町稲わら納豆は、穏やかでくせがなく、すんなり食べられてコクがあるので、調味料として使える良さがありますね。醤油やごま油、一味などとよく合います。このご飯は醤油の風味も際立つので、上質なものを選ぶ甲斐があるというもの。多めに炊いて小分けにしたり、おむすびにしたりして冷凍しておけば、時間のない時にボリュームのあるご飯として役に立つはず。忙しい人にお勧めしたいメニューです」
塩気がないと納豆の味がぼやけてしまうので、仕上げの醤油は必須。塩やナンプラーでアレンジしたり、とうもろこしなどの野菜を炊き込んでもOK。
「旭 桑原のお米は炊き上げると粒が立ち、心地よい弾力がある。甘すぎないのもほどよい。とても香りがくっきりと良い粉山椒は、和食に限らずいろいろな料理の仕上げに使えそう」

2人前 60分

材料

作り方

1.

米を研いでざるに上げ、水気を切る。20〜30分置いてから鍋に入れ、1.1倍の水を加える。上に納豆をのせて蓋をし、中火にかける。沸騰したら弱火で10~12分炊いて火を止める。醤油を振り、納豆をつぶさないように手早くざっと混ぜ(ムラが残っているくらいでよい)、蓋をして7〜8分ほど蒸らす。

2.

器に盛り、食べやすく刻んだ香草をのせ、粉山椒を振る。

料理人紹介
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フードコーディネーター。書籍や雑誌のほか、食品や器の商品開発も手掛けている。オリジナルの器や調味料、セレクトした雑貨などを扱うオンラインショップ「SOUPs」(https://soup-s.shop)を運営。著書多数。近著に『料理の時間』(朝日新聞出版)がある。
料理人
長尾智子さん
http://vegemania.com