野生原種|琥珀茸(ブラウンえのき)(信州きのこ王国)
琥珀茸は野生原種の希少な茶色いエノキで、冷涼な気候の長野県千曲市のきのこ王国でのみ代々菌を継ぎながら栽培されています。琥珀茸が育つ菌床は、山のもの海のもの10数種類をブレンドし、多様な自然の恵みできのこが美味しくなるよう配合されたもので、約60年かけて独自に開発。栄養をたたえた菌床でじっくり育った琥珀茸は、軸が太く、艶のある美しい琥珀色になり、ミネラルと植物繊維がぎゅっと凝縮されています。まるで山のきのこを食べているかのような野生味あふれるしっかり食感は食べ応えがあり、かめばかむほどバターで炒めたような芳醇な旨みが口に広がります。
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サイズ・価格150g ¥280
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配送冷蔵
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産地長野県千曲市
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品種琥珀茸(野生原種)
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栽培方法菌床栽培・育苗/栽培期間中ともに農薬・化学肥料不使用
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保存方法・Table to Farmでは鮮度を長持ちさせる「オーラパック」に梱包し出荷しています。お届け後も「オーラパック」に入れての保管をおすすめします。
・より長持ちさせるために
きのこ類は石突を落とさずに、袋のまま野菜室で縦にして冷蔵保存をしてください。
冷凍保存する場合。根部分の石づきを切り落とし、調理で使用するサイズにカットし、保存袋に入れて冷凍することもおすすめです。冷凍することで細胞壁が壊されきのこの旨味が増し、調理する際は凍ったまま鍋や汁物の具に使用できます。
また、汚れが気になる場合は、風味が落ちるため基本的には流水で洗わず、汚れは湿らせたキッチンペーパーで拭き取りましょう。
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留意事項・効率的な流通の為の規格ではなく、畑そのままに、様々な形や大きさもその野菜の個性として捉え、お届けしています。
・野菜が自然に熟成していく過程の色や味の変化も感じて頂きたく、市場では流通しない熟成過程のお野菜もお届けしています。品質に問題はありません。
・品質に問題が無い程度のこすれや虫喰いによる傷は自然の中でたくましく育った証と捉え、お届けしています。
・農薬不使用で多様な生物と共存して育った野菜のため、出荷時には細心の注意を払っておりますが、稀に虫が混入する場合もあります。
・鮮度の良い状態でお召し上がりいただくために、お届け予定日から3日以内でのお受け取りをお願いします。
1. 野生原種の濃厚な旨味と歯ごたえを持つ、希少な茶色いエノキ
琥珀茸(こはくだけ)は、一般的な白いえのきとは全然ちがった味わいと食感を持つ、野生原種の特性を強く残す茶色いエノキです。いちばんの特徴は、濃厚な旨味かつ風味の豊かさと軸の太さ。加熱することでまるでバターで炒めたような深いコクと、しっかりとした食感が楽しめます。琥珀茸は、現会長である2代目が「最も美味しい菌」を選抜し、きのこ王国だけで培養・固定化した独自の稀少品種です。栽培が非常に難しく収量が限られるため、市場にほとんど出回らない幻の味わい。希少な野生のエネルギーが凝縮された美味しさを、ぜひお試しください。
2.自然の滋養を凝縮。海と大地のオリジナル配合菌床
琥珀茸の美味しさは、きのこ王国が独自に開発した「多様性の高い菌床」から生まれます。基本となるコーンコブ(乾燥させたトウモロコシの芯を細かく砕いたもの)やおがくずに、海藻、大豆の搾りかす、カキの殻など、海と大地の豊かな有機物を独自にブレンド。仲間4人で切磋琢磨しながら研究を重ね、より美味しいエノキが育つための理想的な配合を追求し続けています。この10種類近くの素材の組み合わせでできるオリジナル菌床は、他社には卸されないきのこ王国だけの企業秘密です。多様な滋養をゆっくりと吸収して育つことで、琥珀茸に深い旨味と、野生種ならではの力強い風味が生まれるのです。
3.冷涼な信州の地で60年にわたって育まれた知恵
長野県の冷涼な気候が、品質の高い琥珀茸の栽培を支えてきました。エノキは低温を好むきのこの品種で、12月から2月にかけての最も寒い時期に育ちます。年間を通じて冷涼な信州は、琥珀茸の生命力を最大限に引き出す栽培環境としてぴったりなのです。きのこ王国は、この地の利を生かして、約60年前から長野県千曲市でエノキ栽培に取り組み続けてきました。現代表の3代目に至るまで、菌の培養や菌床の配合といった重要な技術開発を、地域の仲間とともに力を合わせながら培ってきました。