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自然循環栽培|1℃熟成ゴボウ(中村農園) ¥399
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自然循環栽培|1℃熟成ゴボウ(中村農園)

Table to Farmの選択の基準

福岡県久留米市で有機栽培により育てられたゴボウ。炒めてもシャキシャキとした心地いい食感とゴボウらしい香りが失われず、きんぴらが主役級のおいしさに。収穫後すぐに1℃の低温で長期熟成されたゴボウは野菜本来が持つ甘みが引き出されていて、じっくり熱を加えて煮物などにすると、ほくほくした食感と優しい甘さが際立ちます。また田んぼで野菜を育てるという珍しい栽培方法に取り組んでおり、粘土質で硬めの土壌でたくましく育ったゴボウは味が濃厚。さっと茹でてサラダにするのもゴボウ本来の風味を楽しめておすすめです。皮はえぐみが少ないので、タワシなどで土を軽くこそげ落とし、皮をむきすぎずに調理すると、より強く香りと風味を感じられます。

農薬 化学肥料不使用
  • サイズ・価格
    200g ¥399
  • 配送
    夏場(5月〜10月)は冷蔵。冬場(11月〜4月)は常温。 
  • 産地
    福岡県久留米市
  • 品種
    柳川理想(F1)
  • 栽培方法
    育苗/栽培期間中ともに農薬・化学肥料不使用
  • 保存方法
    Table to Farmでは鮮度を長持ちさせる「オーラパック」に梱包し出荷しています。お届け後も「オーラパック」に入れての保管をおすすめします。
    ・より長持ちさせるために
    ゴボウは乾燥に弱く、土を洗い落すと鮮度が落ちやすいため、泥付きのゴボウは泥を洗わずに保存してください。より長持ちさせたい場合には、濡れた新聞紙で包んだあと、ラップやビニール袋に包み、野菜室での保存をおすすめします。2週間〜1ヶ月ほど保存が可能です。
  • 留意事項
    ・効率的な流通の為の規格ではなく、畑そのままに、様々な形や大きさもその野菜の個性として捉え、お届けしています。
    ・野菜が自然に熟成していく過程の色や味の変化も感じて頂きたく、市場では流通しない熟成過程のお野菜もお届けしています。品質に問題はありません。
    ・品質に問題が無い程度のこすれや虫喰いによる傷は自然の中でたくましく育った証と捉え、お届けしています。
    ・農薬不使用で多様な生物と共存して育った野菜のため、出荷時には細心の注意を払っておりますが、稀に虫が混入する場合もあります。
    ・鮮度の良い状態でお召し上がりいただくために、お届け予定日から3日以内でのお受け取りをお願いします。
商品の特徴

1.九州一の大河・筑後川がつくった肥沃な大地が育む有機野菜

室町時代には「一夜川」と呼ばれた筑後川。これは「洪水でひと晩にして豊かな土地が荒地に変わってしまう」という言い伝えからついた名です。その名の通り、筑後川では度々氾濫が起き、農業に大きな打撃を与えてきましたが、同時に栄養やミネラル分豊富な土砂も流れこみ、やがて日本有数の肥沃な大地・筑後平野となりました。中村農園では筑後川が長い年月をかけて育んだ健やかで栄養豊富な土を守ろうと、60年ほど前から3代にわたって農薬や除草剤、化学肥料を使わずに米と多品目の野菜を栽培しています。自然の中でたくましく育った野菜は力強い風味をもち、「この野菜は本来、こんな味だったのか!」と驚かされます。

2.田んぼで野菜を栽培⁉︎ 泥炭地で育つからこそのパワフルな味

中村農園では秋に稲刈りを終えた田んぼで野菜の有機栽培を行っています。水田のかんがい水は山や川から流れてくる栄養を運び、豊かな土をつくります。中村農園では稲刈り後のもみ殻や有機肥料を田んぼに加えることで野菜が育ちやすい土壌を生み出し、ニンジンやゴボウ、ナスや空芯菜など多品目の野菜を栽培しています。一般的にニンジンやゴボウなどの根菜類は、水はけがよくサラサラした土のほうが根がまっすぐ、深く育つやすいといわれますが、田んぼで育つ根菜は泥炭をかきわけるようにして、力強く根を伸ばしていきます。いうなれば“タフ”な根菜です。その風味はパワフルで、煮込んでも崩れない強さがあります。

3.凍結する寸前の1℃で冷蔵保存。長期熟成が生み出す自然の甘み

ニンジンやゴボウなど、中村農園の根菜類のおいしさの特徴のひとつが甘み。特に加熱すると甘さが際立って、お子さまにも人気です。その秘密は常時1℃で冷蔵する長期熟成保存にあります。収穫後、土がついたまま低温で冷蔵保存することで湿気や光による劣化を防ぎ、鮮度を保ちます。凍結する寸前のギリギリの低温で保存された根菜は甘みが増し、うまみや香りもアップ。加熱するとニンジンは蜜のような強い甘みを、ゴボウはえぐみのない、やさしい甘みを感じられます。

作り手紹介
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中村農園は0000年から福岡県久留米市で米や野菜の栽培を開始。代表の中村優太さんは三代目で、創業者である祖父が戦後すぐに農薬による健康被害を受けたことから一念発起、農薬や除草剤、化学肥料を使わない有機栽培に切り替えました。当時はまだ有機栽培という言葉すら珍しく、情報が乏しい中で試行錯誤しながら作物と人、そして環境に優しい農業を続けてきました。現在は米と20種類ほどの野菜を育てていますが、比較的水はけのいい田んぼの土を活用し、稲の収穫後に野菜の種をまき、水田での野菜栽培に挑戦しています。「根菜類はサラサラの砂地で栽培するほうが真っすぐ、綺麗な形に育ちます。粘土質の水田で育つうちの根菜は形は少々ワイルドでも、土をかき分け、頑張って根を伸ばしたぶん、力強く濃い味がすると思いますよ」と中村さん。収穫後は土つきのまま常時1℃に保った冷蔵庫で長期保存することで、野菜本来がもつ甘みとうまみを引き出されています。また海外からの技能研修生を積極的に受け入れ、長年培ってきた有機栽培のノウハウを伝えることにも力を入れています。
作り手
中村農園