天然の芽茎ひじき(無茶々園)
愛媛県宇和島市遊子(ゆす)は、リアス式海岸で山からの養分が河川を通じて海に流れ込み、肉厚のひじきがとれることでも知られます。3~5月にかけて干満の差が大きい大潮の潮の引いたときに、漁師が手作業でひじきを茎から1本1本刈り取ります。収穫されたひじきは丁寧にゴミを取り除いた後、釜に入れて薪火で合計4時間ゆで、湯を切って蒸しあげます。合計約7時間かかるため、たくさんは作れません。その後、天日干しすることで、ミネラルを豊富に含んだひじき本来の風味が楽しめる高品質の干しひじきになります。やわらかい芽と、弾力のある茎の両方の食感が楽しめるのが特徴。煮物やサラダ、炊き込みごはんもおすすめですが、宇和島では煮物にしたひじきを天ぷらにして食べるのだとか。ひじきの存在感が違います。
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サイズ・価格30g ¥540(税込)
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配送常温
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産地愛媛県西予市
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原材料ひじき(愛媛県宇和海産)
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賞味期限お届けする商品の賞味期限は、出荷時点で最低60日以上保証しております。開封後はお早めにお召し上がりください。
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保存方法直射日光を避け、常温で保存してください。開封後は10℃以下で保存してください。
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留意事項戻し方について。水に戻すと6~7倍に増えます。2~3回水をかえてひじきをよく洗い、ひじきの十倍程のたっぷりの水に10~15分ほどつけます。柔らかくなったらザルで水気を切って料理にお使いください。
食品栄養成分表示 ※100gあたり
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エネルギー180kcal
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タンパク質9.2g
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脂質3.2g
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炭水化物58.4g
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食塩相当量4.7g
1.宇和島の森の恵み豊かなリアス式海岸にある漁場で育つ、香り高いひじき
愛媛県宇和島市遊子で古くから行われていたひじき漁。宇和海のリアス式海岸では、山からの養分が河川を通じて海に流れ込み、豊かな漁場を育んでおり、ここでとれるひじきは肉厚で香り豊か。沿岸の磯で行われる漁の時期は3月から5月にかけて。生産者の谷本充さん・和子さん夫婦は、干満の差が大きくなる大潮の日の前後の干潮時を狙い、まだ水温の低い春先に足を海につけ、磯に生えているひじきを手作業で一本ずつ刈り取ります。
2.じっくりと炊き上げ、余熱で蒸し、天日で干す。丁寧な工程がおいしさの秘訣
収穫されたひじきは、真水で洗ってアミエビや小さなゴミを取り除いた後、釜に入れたひじきを薪火で3時間、じっくり釜ゆでにし、なべのなかのひじきをひっくり返してまた1時間ゆでます。その後、ざるにあげ湯を切って予熱で蒸すことで、うま味と香りを閉じ込めます。全部で7時間ほどかかるので、釜ゆでの作業は1日に2回転しかできません。蒸しあげた後、潮風の吹く場所で天日干しして、天気がよければ二日間で乾きます。乾かしている間、さらに細かいゴミをピンセットで取り除くなど、丁寧な工程が味に反映されています。
3.ひじきの芽と茎の食感の違いが楽しい
「無茶々園」のひじきは、繊細な芽と、弾力のある茎の両方の食感が楽しめるのが魅力です。ひじきの芽と太い茎の部分も薪火でしっかり炊き上げることで、ひじきの芽が驚くほどやわらかい食感になり、茎は食感を残しながら茎に含むうま味を引き出します。