自然栽培|在来種 玄米餅(荒生勘四郎農場)
山形県に古くから伝わる希少な在来種のもち米を使用したお餅です。無肥料・無農薬の自然栽培であえて厳しい環境にさらし、稲本来が持つ生命力にまかせて”子育てをするように”育てます。土がひび割れるほど厳しい夏を生き抜いた米には、力強いエネルギーが凝縮。加工は、おおらかに餅づくりをする「八幡の餅屋」です。手間暇がかかる玄米餅は、手仕事で丁寧に仕上げられています。今回この希少なお餅を玄米餅として、Table to Farmのお客様だけに、特別に分けてもらえることになりました。山形県酒田市の大地と荒生さんの情熱がつまったお餅を、新しい1年のはじまりに召し上がってください。
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サイズ・価格6個(約270g)¥800
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配送常温
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産地山形県酒田市
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原材料もち玄米(山形県産)
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賞味期限お届けする商品の賞味期限は、出荷時点で最低20日以上保証しております。開封後は冷蔵庫で3日以内にお召し上がりください。
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保存方法高温多湿・直射日光を避けて冷暗所で保存。品質保持のため、未開封でも冷蔵庫、または冷凍庫での保存をおすすめします。
食品栄養成分表示 ※100gあたり
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エネルギー230kcal
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タンパク質4.2g
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脂質1.8g
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炭水化物48g
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食塩相当量0g
1.「お猪口1杯」の量からつなげる、山形県酒田市の在来種
山形県で古くから伝わる在来種のもち米でつき上げたお餅です。希少な種のため、荒生さんが当初分けてもらった種籾の量はわずかお猪口1杯。育ち方も通常の品種とは異なり、苗1株30〜40本に茎がわかれるところ、1株7〜8本しか増えません。そのため収穫量もごくわずか。稲丈も130〜140cmほどと小学生の子どもほどの身長まで育ち、作業に大変な手間がかかります。栽培が難しく、育てる人は地元でも数えるほどしかいないそうです。荒生さんはこの希少なもち米の種を自家採種し、2〜3年かけて量を増やしました。もち米として販売することはせず、荒生さんの親しい人だけにお赤飯などにしてわけているのだとか。山形県酒田市の大地と荒生さんの情熱に思いをはせて、召し上がってください。
2. 子育てのように、稲そのものの生命力を信じて見守る
荒生さんは、肥料や農薬に頼らず、稲が育とうとする力にゆだねます。初期の田植えや除草に手をかけること以外は、「できるだけ自然のままにまかせて、見守る」ことに集中するのだとか。その信念ゆえに、一般的な農学のセオリーではタブーとされるような状態のまま観察し続けることにも挑戦します。たとえば、生育後半の8月〜9月には田んぼに水を与えないといった具合です。雨が降らず暑さが厳しい2025年は40日間も水を引かず、土がひび割れるほどでした。しかし、稲の根っこは地中深くに張り、枯れることはなかったのです。厳しい環境下で稲が生き抜こうとする力強い生命力に、毎年荒生さんは胸を打ちます。荒生さんにとっての米作りは、自然のなかで多様な草や虫と共生しながら育む営み。お餅には米そのものの甘さが引き立っており、その年の夏のエネルギーがギュッと凝縮されています。
3.町の餅屋で、おおらかに和気あいあいと作られるお餅
餅づくりを担うのは、酒田市の「八幡の餅屋」です。店主の阿部恵津子さんは餅のことならなんでもおまかせあれと地元で頼りにされる存在で、実は荒生さんのかつてのご近所さん。玄米での餅づくりは、浸水に半日からひと晩、蒸すのに約1時間と、手間暇がかかるため取り扱う店は少ないそう。ダメ元でお願いすると「いいよ!」と快く引き受けてくれたのだそうです。荒生さんは、阿部さんの長年の餅づくりで培われた勘と経験、おおらかな気質、そして和気あいあいと餅づくりに取り組むその姿勢に、すべてを安心してまかせています。荒生さんは、焼いた玄米もちを熱々の鶏ごぼう汁にひたして食べるのがとてもお気に入りとのこと。ごま油で両面をじゅっとガリガリに焼くと、より一層美味しさと香りが引き立つそうです。香ばしく力がみなぎってくるような味わいを、ぜひお試しください。