自然栽培|種継ぎ10年 亀の尾(長谷川農園)
10年以上、一大稲作地帯の新潟市北区で自然栽培で「亀の尾」を育てている長谷川農園の長谷川忠男さん。自然栽培を始めたのは、協同組合の仲間のひとりが自然栽培で米を育てているのを見て、「作業風景がなんだか楽しそうに見えるな」と、興味をもったのがきっかけです。農薬や化学肥料を使用しない代わりに、自然の力を最大限に引き出すための土壌のバランスを整える工夫や、草との共生を促す管理が重要ですが、協同組合の仲間がいることで、勉強会など論議したりできる環境が心強かったと話します。在来種という希少性の高さと、稲の背が高くなる特徴に惹かれて、「亀の尾」を10年前から育て、種を継いできました。ユニークなのは「育てるなら、稲が豪快に育ってくれないとおもしろくない」と、通常よりも田んぼのスペースを広めにとって1苗1苗植えていること。収量が大幅に減りますが、“豪快に育てる”のは長谷川さんのこだわりであり、美学。ストレスを感じずに、すくすくと大きくなった稲は生命力にあふれた米になります。仕上げまで細心の注意をもって選別された米は、炊きあがりが美しく、豊かな香りが鼻孔をくすぐります。噛めば噛むほど、複雑な旨味を感じさせ、滋味深い味わいが口いっぱいに広がります。
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サイズ・価格玄米 12合 ¥ 2,800/ 30合 ¥ 6,800
白米・分づき 12合 ¥ 3,200 / 30合 ¥7,900 -
配送常温
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産地新潟県新潟市
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原材料米
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賞味期限玄米は1年、白米は精米日から1~2ヶ月程度で食べきることをおすすめします。
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保存方法密閉容器に入れ、高温多湿を避けて冷暗所で保存
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留意事項・自家採種の苗から育てた未検査米のため品種や年産の表示はできませんが、農家さんからお米を直接仕入れ、保管していることをお約束します。
・自然栽培米のため、虫食いによる黒点などのあるお米が混じっている場合がございます。
亀の尾・旭(朝日)とは
「東の亀の尾、西の旭」
かつて日本人に最も愛された幻の米
亀の尾と旭は、どちらも明治期に発見された在来種。コシヒカリ、ササニシキなどのルーツにあたり、その食味の素晴らしさは「おいしいお米、東の亀の尾、西の旭」と呼ばれるほど大変人気がありました。香り豊かで、噛めば噛むほど複雑な旨味が広がり、その先に甘味がそっと残るような味わいです。
1.地元の仲間と勉強会などを行いながらお互いを支え合う
新潟市北区は元潟地帯で低湿地のため稲作に適した一大稲作地帯。長谷川さんは、新潟県内の小規模農家18軒が属している協同組合「人田畑(ひととはた)」のメンバー。環境に負荷をかけない農業を営んでいます。長谷川さん自身、稲作が好きでいろんな農法を試してみましたが、仲間のひとりが自然栽培で米を育てているのを見て、「作業風景がなんだか楽しそうに見えるな」と、自然栽培に興味をもったのがきっかけとか。農薬や化学肥料を使用しない代わりに、自然の力を最大限に引き出すための土壌のバランスを整える工夫や、草との共生を促す管理が重要ですが、協同組合の仲間がいることで、勉強会を初め、論議したりできる環境が心強かったと話します。
2.生産者の人柄が生かされた、おおらかで力強い味わい
長谷川さんは、「コシヒカリ」「新之助」「ササニシキ」「笑みの絆」「亀の尾」など、複数の品種を栽培しています。希少性の高さと、稲の背が高くなる特徴に惹かれて、「亀の尾」の種を協同組合の仲間から譲り受け、10年前から自然栽培で育て、種を継いできました。ユニークなのは「育てるなら、稲が豪快に育ってくれないとおもしろくない」と、通常よりもスペースを広めにとって1苗1苗植えていること。スペースが広ければ、稲にストレスがかからず、横にもダイナミックに育ちます。植える数が減るため収量は下がりますが、そんなことはおかまいなし。「稲を元気に作ってやらないと、味ものってこない気がするんだ」と長谷川さん。そうやって手塩にかけて育てた「亀の尾」は、繊細かつ旨味があり、力強い味わいです。
3.丁寧で細かい仕事が光る、米の仕上がり
米の仕上げが丁寧だと定評があるのが長谷川さんの米。脱穀・乾燥させたもみからもみがらを取り除き、玄米にする「もみすり」の作業後、石抜き機を使って、細かい砂利などを完全に取り除いています。米の色彩選別機で米粒の色の違いを選別し、品質の良い米と不良米をしっかり分別。できあがった米はピカピカで美しく、炊きあがりが違います。