自然栽培|種継ぎ1年 亀の尾(長尾農園)
会津若松市は、福島県の西部に位置しており、西は越後山脈、東は奥羽山脈に囲まれた会津盆地の中心。各山脈に源流をもつ川が地域一帯に流れており、ミネラルが豊富な水源と粘土質の土壌が米の栽培に適しているため、古くから米どころとして知られていました。日中と夜間の寒暖差が大きいことで、米にデンプンが豊富に蓄えられ、粘りが強く甘味のあるおいしいお米が育ちます。「長尾農園」は会津若松で江戸時代から続く伝統ある農家。1992年から代表の長尾康大さんの父である好章さんが「野菜や米を食べる人の健康だけでなく、環境を汚染しない農業を」と有機栽培を始め、2010年から米は無肥料の自然栽培で育てています。今回、CSFのプロジェクトに参加し、前々から興味のあった「亀の尾」を育苗から完全自然栽培で育てました。山形県酒田市の農家、荒生秀紀さんの種を使用し、生命力ほとばしる元気な稲を収穫。炊き上げた「亀の尾」は香り豊かで、米の旨味と甘味、複雑味を強く感じます。塩おにぎりにして冷ますと、より香りや甘味が引き立ちます。
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サイズ・価格玄米 12合 ¥ 2,800/ 30合 ¥ 6,800
白米・分づき 12合 ¥ 3,200 / 30合 ¥7,900 -
配送常温
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産地福島県若松市
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原材料米
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賞味期限玄米は1年、白米は精米日から1~2ヶ月程度で食べきることをおすすめします。
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保存方法密閉容器に入れ、高温多湿を避けて冷暗所で保存
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留意事項・自家採種の苗から育てた未検査米のため品種や年産の表示はできませんが、農家さんからお米を直接仕入れ、保管していることをお約束します。
・自然栽培米のため、虫食いによる黒点などのあるお米が混じっている場合がございます。
CSF参加の動機と
チャレンジ内容
長尾さんにとって「亀の尾」は、自然な甘みと香りが特徴だと聞いて、前々から気になっていた品種でした。消費者のニーズとしてコシヒカリとは違う希少な品種に需要があるなと感じていたので、CSFのシステムはぴったりでした。「亀の尾」の種は山形県酒田市の農家、荒生さんのものを継承。「酒田市のある庄内地域は盆地ですし、豪雪地帯でもある。会津若松の環境にも似ているので再現性が高いと思ったんです。荒生さんは農学博士でもあり、t種を継承し、農法についてもいろいろと教えてもらい、良い議論をかわしました。疑問点にも論理的に説明してくださったので、自分自身の価値観が広がりました。今回、きっかけと縁を繋いでもらったことに感謝しています」と、長尾さん。また、今まで育苗は有機栽培で行っていましたが、今回のプロジェクトのために完全自然栽培に切り替えたことも新しいチャレンジでした。
亀の尾・旭(朝日)とは
「東の亀の尾、西の旭」
かつて日本人に最も愛された幻の米
亀の尾と旭は、どちらも明治期に発見された在来種。コシヒカリ、ササニシキなどのルーツにあたり、その食味の素晴らしさは「おいしいお米、東の亀の尾、西の旭」と呼ばれるほど大変人気がありました。香り豊かで、噛めば噛むほど複雑な旨味が広がり、その先に甘味がそっと残るような味わいです。
1.盆地特有の寒暖差と肥沃な土壌、豊かな水資源が米をおいしくする
会津若松市は、福島県の西部に位置しており、西は越後山脈、東は奥羽山脈に囲まれた会津盆地の中心にあります。一級河川阿賀野川をはじめ、それぞれの山脈に源流をもつ川が地域一帯に流れており、ミネラルが豊富な水源と粘土質の土壌が米の栽培に適しているため、古くから米どころとして知られていました。また、日中と夜間の寒暖差が大きく、米が栄養をため込もうとするため、甘みと旨味たっぷりのお米に育ちます。
2.会津若松の土地にあった自然栽培を父の代から模索
「長尾農園」は会津若松で江戸時代から続く伝統ある農家。1992年に康大さんの父である好章さんが「野菜や米を食べる人の健康だけでなく、環境を汚染しない農業を」と、有機栽培を始めました。その後、無肥料でリンゴを栽培していた「奇跡のリンゴ」で知られる木村秋則さんに話を聞いて感銘を受け、2010年からは米は自然栽培で育て、米の種に関しては14年間、自家採種を行っています。長男の康大さんは就農してからまもなく、「福岡正信自然農園」をはじめとする関西の自然栽培を実践している農家を訪ね、会津若松に戻って土地の特性とすり合わせながら独自の自然栽培を模索しました。
3.父と母、兄弟姉妹含めて家族11人で愛情たっぷりの米を栽培
康大さんは9人兄弟姉妹の長男。今は就職して遠方で働いている弟妹もいますが、康大さんを中心に、父や母、兄弟姉妹と家族で助け合いながら米作りを行っています。コンセプトは「自然によりそった幸せを、あなたと共に」。長尾農園のお米がどこかやさしい味わいなのは、家族の愛情がつまっているからかもしれません。