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一子相傳(小笠原味淋醸造) ¥1,771
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一子相傳(小笠原味淋醸造)

Table to Farmの選択の基準

三河みりん発祥の愛知県碧南市で創業102年を迎えた小笠原味淋醸造。一子相傳(いっしそうでん)という名の通り伝統製法を代々受け継ぎ、自家製の米麹と米焼酎と粕取り焼酎をブレンドし、火入れせずに4年熟成させた風味豊かな本みりんです。複雑な旨味や上品な甘味、熟成感のある香りが料理を引き立て、奥深いアクセントを加えます。


本みりん 自家製米麹 国産原料 無添加
  • サイズ・価格
    600ml ¥1,771
  • 配送
    常温
  • 産地
    愛知県碧南市
  • 原材料
    もち米(国産)、米こうじ(国産米)、焼酎(国内製造)
  • 成分規格
    アルコール分13.5度以上14.5度未満、エキス分45度以上
  • 賞味期限
    -
  • 保存方法
    直射日光を避けて常温保存、開栓後は冷暗所保存
  • 留意事項
    色が濃くなることがありますが、味や品質には変わりありません
    ※20歳未満の者の飲酒は法律で禁止されています。20歳未満の者に対しては酒類を販売しません。妊娠中や授乳期の飲酒は、胎児・乳児の発育に悪影響を与えるおそれがあります。

食品栄養成分表示 ※100gあたり

  • エネルギー
    274kcal
  • タンパク質
    0.3g
  • 脂質
    0.0g
  • 炭水化物
    48.3g
  • 食塩相当量
    0.0g
2024/2/9, 3/10,3/11 撮影
商品の特徴

1. 火入れせず、お米の風味豊かでまろやかな本みりん

毎年3月に福岡県産のうるち米で米麹を造り、佐賀県産のもち米を蒸し、地元・愛知県産の米焼酎と粕取り焼酎をブレンドした本みりんです。昔ながらの春仕込みで、麹菌がお米をしっかりと分解・糖化しているので、火入れせずに豊かな風味をそのままお届けしています。自然な甘味もありながら、まろやかな旨味や熟成感が楽しめる一品。料理に照りを出したり香り付けをするほか、焼酎や豆乳で割って飲むのもおすすめです。

2. 先祖代々102年続く「当たり前」の伝統製法

小笠原味淋醸造のみりん造りは掃除から。新入りさんはまず手洗いの仕方を教わり、春先に1ヶ月かけて天井や蛍光灯の裏、全ての道具を手分けして隅々まで磨き上げます。そうして清潔に保たれた室(むろ)の中で48時間手作業で米麹を造り、蒸したもち米と焼酎と合わせて自然の力だけで“みりん諸味”を発酵。それを搾って熟成させるという製法を100年以上変えることなく、職人の手によって先祖代々受け継いでいます。

3. 三河みりんの伝統を受け継ぐ最後の4軒

徳川家康の本拠地として知られる愛知県三河地方は、温暖気候で一級河川流域での農業も盛んだったことから、みりん・味噌・醤油などの醸造業が発展し、江戸時代には数多くの食品が港から全国各地へ流通しました。中でも「三河みりん」の発祥地である碧南市は、豊かな地下水に恵まれ、かつてはみりん専門の蔵元が20数軒あったそうですが、戦時中に米の配給が無くなったことから大半の酒蔵が日本酒造りへと移行。現在は小笠原さんを含めたわずか4軒が、三河みりん一筋でその伝統を守り繋いでいます。

作り手紹介
作り手 image 1
「昔からみりん造りが好きで、この暮らしがずっと当たり前だった」と話す奥様に対し、どちらかと言えば作ったものが形として目に見えるのが好きで、前職は式場向けのお花屋さんをやっていたという小笠原さん。ご結婚して家業を継いでからは、様々な場所に話を聞きに行っては学びを深め、自分のものにしていったそうです。「今すぐにでも辞めたいってよく思うよ」と冗談混じりに言いながらも、作業場を清潔に保ちほとんどを手作業で行うのは「味を変えないためには当たり前のこと。だから続けている」とおっしゃっていたのが印象的でした。そんな小笠原さんから蔵を継ぐ山田さんは、大学時代の研修での出会いをきっかけに、食品メーカーに務めながら小笠原味淋でのみりん造りに携わってきたという経歴の持ち主。お二人とも誰かの口に入るものをつくっているという意識を常に持ち「やるならよりよいものを」という気概とお客様の声を励みに、情熱を持って小笠原流を守り続けている生産者さんです。
作り手
小笠原味淋醸造 小笠原和哉さん、山田祐揮さん
https://ogasawara-mirin.jp