濃口 古式じょうゆ(井上醤油店) ¥648
Product

濃口 古式じょうゆ(井上醤油店)

Table to Farmの選択の基準

古来から水の名所として知られる島根県奥出雲町で、江戸末期から157年続く井上醤油店の濃口・古式じょうゆです。人の介入は最小限に抑えて自然に委ねる伝統的な技術で、地元である島根や鳥取産の大豆と小麦を醸し、2年熟成。「これさえあれば良い」と思わせてくれるような、五味のバランスが良く、どんな料理にも合わせやすい万能な一品です。

 

天然醸造 丸大豆 天日塩 蔵付き酵母 2年熟成 無添加
  • サイズ・価格
    360ml ¥648
    720ml ¥1,005
  • 配送
    常温
  • 産地
    島根県仁多郡
  • 原材料
    大豆(国産)、小麦(国産)、食塩
  • アレルギー情報
    -
  • 賞味期限
    製造日より2年
  • 保存方法
    直射日光を避け常温保存、開栓後は要冷蔵

食品栄養成分表示 ※100gあたり

  • エネルギー
    76kcal
  • タンパク質
    9.4g
  • 脂質
    0g
  • 炭水化物
    9.5g
  • 食塩相当量
    16.0g
2024/1/19 撮影
商品の特徴

1. 古式製法による芳醇な風味、毎日使いたくなる濃口醤油

一般的な濃口醤油は大豆と小麦を同量混ぜ合わせますが、井上醤油店の「古式じょうゆ」は大豆を約2割増しで使うことで、天然の旨味成分であるアミノ酸が豊富で、深みのある芳醇なコクと風味を引き出しています。原料は島根県や鳥取県産を中心に国産のものを使用。ベースの旨味がしっかりしているため延びが良く、料理の味を締めてくれる決め手の一本としても、シンプルな卵かけご飯などにかけるのもおすすめ。毎日使いたくなる、万能でやさしい味わいです。

2. 157年受け継がれる蔵で、ふた夏熟成

幕末の慶応3年に創業した井上醤油店。寒仕込みにより、低温で働く有用菌が静かに動き始め、暖かくなるにつれ幅広い微生物層を調和させるなど、奥出雲の風土を最大限活かすために編み出した独自の「古式製法」を江戸時代から守り抜いています。醸造蔵や杉樽に住み着いた無数の微生物の力に委ね、人の手を極力加えず、冬の豪雪や夏の長い雨など自然の移ろいと共に樽でじっくり2年熟成させています。

3. 森と花崗岩が育む奥出雲の名水を仕込み水に

島根県東部に位置する奥出雲町は、面積の約9割を豊かな森林と田畑が覆う山間地域。一級河川である斐伊川の源流部にあたり、水の名所が数多く、町の至る所から川のせせらぎが聞こえてきます。733年『出雲国風土記』にも逸話が登場するなど、古くからその水質の高さで知られる、雪解けの花崗岩から湧き出るミネラルたっぷりの岩清水を、井上醤油店では仕込みに用いて諸味を醸し、醤油造りを続けています。

作り手紹介
作り手 image 1
代々受け継がれてきた古式製法による醤油と他の醸造方法によるものを比較したところ、前者は旨味や香りの成分がとても多く含まれていることが分かったのだそうです。「年間の気温差の大きさが微生物の豊富さに繋がり、結果、旨味の複雑な醤油が仕上がっているのではないか」と話してくれた井上さん。伝統を継承することばかりに盲目的にならず、“おいしさ”をいかに守り抜くかをフラットに考え、自然に委ねることの大切さを丁寧にお話しくださいました。
作り手
井上醤油店 井上裕義さん
http://inoue-shoyu.jp