山菜のフリット
ふきのとうやタラの芽、あまどころなど、春の山菜を軽やかな衣で包み、さっと揚げるだけのシンプルな一皿。よく冷やした炭酸水で仕立てた衣は、外はサクッと軽やかに仕上がり、山菜のほろ苦さや青い香りをそのまま引き立てる。余計な味付けをせず、素材の個性をそのまま楽しむのも良し、ほんのひとつまみの塩を添えるだけでも十分。短い旬を閉じ込めた一皿。
材料
作り方
1.
ふきのとうは黒ずんだ根元を切り落とし、表皮を一皮剥いておく。(※その他の山菜の下処理については、レシピの最後に記載)
2.
ボウルに強力粉とよく冷やした炭酸水を入れさっと混ぜ、、ダマが少し残るくらいの軽くゆるい状態のフリット生地を作る。
3.
生地に絡める前に少しの強力粉を山菜にまぶしてから、2の生地に山菜をまとわせる。
4.
揚げ油を火にかけ、180度にし、衣がカリッとするまで揚げる。
【山菜の下処理について】
「ふきのとう」
根元の黒ずんだ部分を切り落とし、外側の傷んだ葉をやさしく取り除く。その後、軽く水にさらしてえぐみを抜く。長くさらしすぎると独特の香りまで抜けてしまうため、5〜10分ほどに留めるのがポイント。
「カンゾウ」
根元の硬い部分を切り落とし、全体をよく洗って土を落とす。えぐみが出やすいので、さっと30秒〜1分ほど下茹でしてから冷水にとることで、甘みが引き立ち、味わいがよりやわらかに。
「行者にんにく」
根元に付いた土をしっかり洗い流し、古くなった葉や硬い部分があれば取り除く。アクが少ないため下茹では不要で、そのまま使うことで、香りの強さと野性味を活かした仕上がりに。
「アマドコロ」
根元の硬い部分を切り落とし、筋があれば軽く取り除いて整える。やや青臭さがあるため、さっと下茹でしてから冷水にとることで、クセがやわらぎ、やさしい甘みが際立つ仕上がりに。
「たらの芽」
根元の硬い部分を切り落とし、外側についている茶色いハカマを丁寧に取り除き、軽く水で洗う。香りとほろ苦さをそのまま活かすことで、春らしい力強い味わいに。
「こしあぶら」
根元の硬い部分を落として形を整え、軽く洗う。アクが少なく繊細な香りを持つため、余計な処理をせずそのまま使うことで、軽やかで上品な風味に仕上がりに。