石臼挽き朝倉粉山椒(やまつ辻田)
朝倉山椒の野生種に近い「山朝倉山椒」を、農家の方々と守り育む。そのみずみずしい華やかで鮮烈な香りは、他品種の山椒と比較しても群を抜く存在。さらに、石臼製法によって低温で加工することで、香りに加えて、綺麗な若緑色の色味も、逃さず飛ばさず粉山椒を仕上げている。一線を画した香りと味わいがあるこの山椒は、旅先に小袋で携帯するプロの料理人も多い。鰻や穴子、天ぷらなど、油分の多い食べ物との相性は格別。
-
サイズ・価格通常サイズ4g・540円
ひとくち(小分け25個)・864円 -
配送常温
-
産地大阪府堺市
-
原材料山椒(国産)
-
アレルギー情報
-
賞味期限お届けする商品の賞味期限は、出荷時点で最低4ヶ月以上保証しております。開封後はお早めにお召し上がりください。(製造日より1年)
-
保存方法直射日光・高音多湿を避けて保存してください。商品到着後、開封前・開封後に関わらず、冷凍室で保管してください。香り・風味が長く保持されます。
-
留意事項脱酸素剤入り。開封時にはお気をつけください。











1.「山朝倉山椒」の鮮烈なキレと華やかさのある香り
日本海側の里山で育てる「山朝倉山椒」は、清々しく艶やかな若緑色と、みずみずしく華やかな鮮烈な香りを併せ持つ存在。決して生産量は多くない希少品種。その理由は、しっかりと収穫できるまでにおよそ10年の歳月を要してしまう。山椒を種から育てた苗木が実をつける雌木であるとわかるのに3年、しかも雌の木は、全体の苗木の10%程度に過ぎない。一般的に別の育てやすい品種に接木をする栽培が多いが、辻田さんは同品種で行う。雄の山朝倉山椒に、雌の山朝倉山椒を接木している。粉末加工しやすいぶどう山椒に比べて、山朝倉山椒は加工に向きにくいのだが、群を抜いた香りと色がある。そこで風力で実を剥ぐ技術開発を行い、山朝倉山椒の粉末をつくることを実現している。
2.香りを引き出す石臼製法
山椒の持つ揮発性の高い鮮烈な香りを引き出しながら飛ばさずに加工するためには、熱を与えずに細かく挽くことが必要となる。やまつ辻田は、創業以来変わらずに石臼製法での粉末加工をしている。石臼には、多孔質で熱がこもりにくく、適度な粗さと摩擦力を持つ御岳山の溶岩の石臼を使用し、低温を維持しながら、口当たりの良い山椒に仕上げている。家庭での保管も同様に低温を推奨しており、香りを保つために冷凍保管をしながら使用していくとよい。
3.脂との相性が抜群。驚くほどたっぷりかけて美味!
鰻や穴子など、脂の多い料理に抜群の力を発揮してくれる。山椒の鮮烈な香りが活きながらも、脂の中に溶けこんでいくと山椒が持つ独特な辛みや痺れは、どこかすっと奥に引き込まれ、たっぷりとかけても、料理の輪郭をしっかりと引き立てる香りが活きてくる。脂を持つ素材の中に山椒をたっぷり含ませ、直接山椒が舌に当たらないように食べると、山椒がその効果が引き立てて、強いマリアージュが生み出される。