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okbみかんジュース(大久保農園) ¥1,728
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okbみかんジュース(大久保農園)

Table to Farmの選択の基準

愛媛県宇和島の森の中。鳥たちに囲まれているかのような鳴き声に包まれる、およそ2ヘクタールの大きな柑橘畑の森を守る大久保農園。農薬、化学肥料を使わずに育てているため、樹々の間には草が生い茂り、微生物も虫たちも元気に共生しています(伺う前日にはマムシも捕獲していたそう)。そんな環境の中で、たっぷりの太陽を浴びながら、樹上で完熟させて自然な甘みが生まれ、注文を受けてから収穫することで、鮮度のあるいきいきとした酸味を併せ持つ、甘味と酸味のバランスがとれた、温州みかんジュース。鳥たちに食べられちゃう前に、お先にいただきましょう。

国産原料 農薬・化学肥料不使用 無添加
  • サイズ・価格
    1000ml・¥1,728
  • 配送
    通常
  • 産地
    愛媛県宇和島市
  • 原材料
    okb文旦ジュース:土佐文旦(愛媛県産)/ okbポンカンジュース:ポンカン(愛媛県産) 
  • アレルギー情報
  • 賞味期限
    製造から1年。お届けする商品の賞味期限は、出荷時点で最低1ヶ月以上保証しております。
  • 保存方法
    直射日光を避けて、常温で保存。開封後は冷蔵庫で保管し、お早めにお召し上がりください。

食品栄養成分表示 ※100gあたり

  • エネルギー
    41kcal
  • タンパク質
    0.7g
  • 脂質
    0.1g
  • 炭水化物
    8.5g
  • 食塩相当量
    0g
商品の特徴

1.鳥たちと睨めっこしながら、樹上完熟で生み出す自然な甘味と酸味

現在およそ10種類程度の柑橘を、年間を通して農薬・化学肥料不使用で育てる。温州みかんは、防腐剤をつけて収穫し、追熟をすることが一般的な中、防腐剤を使用せずに、樹上でたっぷりと完熟させた自然な甘味と、注文を受けてから収穫をするほど、収穫後すぐに出荷する鮮度によって、良い酸味も調和した味わいが出来上がる。ジュース加工は、主に愛工房による果実の味を素直に引き出すことができるインライン搾汁で充填。

2.必ず味を見てから収穫する。大久保さんの味見の跡も自然に還っていく。

旬を迎え味がのったものを、1つ1つ必ず味見をしながら、本当においしいものだけを順に収穫するため、およそ半数の実は樹上で完熟したまま収穫しきれず、鳥たちに食べられてしまうことも多い。樹上完熟を行うことで、近隣農家より収穫時期が遅くなることも、鳥たちの格好の餌場となってしまう理由だ。聞くと1日1トン食べられることもあるそう。それでも、色や形ではなく、ちゃんと味を確認してから収穫することにこだわる。また、味見の跡も、鳥たちの食べ残しも、ゆっくり時間をかけてその地の自然に還っていく。

3.15年以上農薬・化学肥料を使わず、豊かな生態系の森から生まれる柑橘。

鳥たちの声が鳴り響き、草木が生い茂る。虫たちの王国にお邪魔した気分になる。マムシを前日に捕獲したそうで、微生物から虫、小動物までが連なる多様な生態系の証だ。それらの有機物がたっぷりと土に還っている。大久保農園では農薬を木々や果実にかけない。当然、除草剤も使用しない。草刈りをした草もその場に置いておく。そうすることで地表を乾燥させず、微生物たちの住みやすい環境をつくる。除草剤を使うと、草のない綺麗な畑が出来上がる。しかし、表面の草だけじゃなく、木の根っこにも当然影響する。木が健康で、寿命も長く実をつけていくことを優先して、健康な木から、健康な実を収穫することを選ぶ。

作り手紹介
作り手 image 1
新規就農以来、15年以上農薬・化学肥料不使用で柑橘栽培を行ってきた大久保農園の大久保幸裕さん。柑橘が埋もれそうな程の草木が生い茂り、虫や小動物が行き来する姿がある。生態系の豊かさは見るだけで十分わかるほどだ。 一時期、東京で開催される各地のファーマーズマーケットに、収穫した柑橘を車に積み込んで、採算は合わずとも、10年ほど毎月のように通い続けたそうだ。そこで、本当に中身を理解してくれる顧客にとってはパッケージラベルは不要なのだな、という気づきや、多くの飲食店や個人の顧客をつくることができた。その中で、減農薬と無農薬を比較すると、明らかに無農薬を選ぶお客さんの姿を実感したことが、大久保さんが完全に無農薬へシフトする後押しとなった。 しかし、取り組みを始めてみると、現実はかなりの数の木をダメにして畑を荒らしてしまった、と教えてくれた。30種ほどあった柑橘も今は10種ほどに絞っていきながら、柑橘に合わせて無施肥栽培や有機栽培を見極めて育てている。 そんな中、西日本豪雨が起きた。土砂災害によって、畑や農機具、家屋も流される、大きな被害も出た。しかし、それでも家族とも協力して、前向きに柑橘に向き合い続けている姿に熱い気持ちになった。あらゆる生き物がこの森には集まってきている。この森の居心地は、大久保さんの人柄そのものに思える。あたたかい日差しの中、マムシに気をつけながら山を歩き、その時に旬を迎えていた樹上完熟の小夏の味見をさせていただいた。その味は格別なものだった。
作り手
大久保農園 大久保幸裕さん
https://okb.theshop.jp