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イチョウ型ヘラ(宮島工芸) ¥1,065
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イチョウ型ヘラ(宮島工芸)

Table to Farmの選択の基準

1800年頃から杓子作りの歴史が残る広島県宮島で、130年以上にわたり伝統技術を守り続けてきた宮島工芸製作所の木製イチョウ型ヘラです。角盆作りで確立した立体加工の技法を応用し、握りやすい持ち手と、具材を炒めたり、ハンバーグやホットケーキなどの生地を扱いやすくしたりするためのなめらかなカーブを追求。中国地方に自生する山桜の硬くしなやかな材質を活かして熟練職人が無塗装で仕上げました。

伝統工芸品 国産原料 無垢材 山桜
  • サイズ・価格
    イチョウ型ヘラ 24cm・¥1,065
  • 配送
    常温
  • 産地
    広島県廿日市市
  • 原材料
    山桜(無塗装)
  • 保存方法
    風通しの良い場所で陰干し
  • 留意事項
    ・天然木のため木目や表情に違いがございます。また、サイズや重さにも若干の個体差が生じます。
    ・色味や木目はお選び頂けませんので予めご了承ください。
商品の特徴

1.丈夫で水に強く、使い込むほどに赤みが深まる山桜製

丈夫で水に強く、使い込むほどに赤みが深まる山桜製 日本固定種である山桜は、割れやカビの原因となる水分を吸いすぎないので、水回りの道具にぴったりな素材。⁨⁩高密度で堅く弾力がある木質のため、経年変化を楽しみながら長く気負わずに日常使いすることができます。宮島工芸製作所では広島県北や島根県南など宮島近郊に自生する山桜を使用し、無塗装で仕上げています。

2.木工技術の限界にチャレンジし続けた130年

木工技術の限界にチャレンジし続けた130年 明治時代の創業から続く長い歴史の中で、⁨⁩宮島工芸は木材加工の伝統を守りさらに進化させていくために、様々な加工技術に挑戦してきました。欧米からカトラリーが輸入されると、バターナイフやヘラ、ハサミなどを木工で再現できないかとその形状や製法を徹底的に研究。そうして培われた類まれな立体加工の技術は、宮島工芸のチャレンジ精神の象徴とも言えます。この杓子作りには、角盆作りで確立した技法や型が応用されており、機械製造では再現できないなめらかで有機的な曲線を安定的に生み出しています。

3.わずか20g。お菓子作りにも活躍する小ぶりの扇形のフォルム

わずか20g。お菓子作りにも活躍する小ぶりの扇形のフォルム なめらかにカーブした、扇形のイチョウの葉のようなフォルム。小さなフライパンや小鍋の底に程よくフィットして小ぶりのハンバーグやホットケーキなどは、食材の下になめらかに入り、くるっと手際よく返せます。具材や生地をまとめるときには、ボウルの面にぴったり添ってゴムベラのように使うこともできます。細い持ち手がすっと手に馴染み、長時間炒めたり煮詰めたりしても疲れないのは、わずか20gの軽やかさならでは。大人はもちろん、小さなお子さまでも持ちやすい小ぶりのサイズ感です。

作り手紹介
作り手 image 1
厳島神社の建設で活躍した宮田大工の精巧な技術が日用品に落とし込まれ、動物の殺生ができない「神の島」の一大産業として独自に発展した木工業。かつては30社近くあった同業者が次々と軒を下ろす中、宮島工芸製作所では、明治時代中期(1890年頃)の創業から現在まで島民の方々と共にものづくりを続けています。宮島で生まれ育ったという4代目の藤井さんは、代々伝わる伝統技術を大切に受け継ぎながら、新たな道具を生み出すべく今日も試行錯誤を続けています。
作り手
宮島工芸製作所 藤井佐武郎さん
https://miyajimakougei.com/